言語交換の学習アプリなどを使ってみた(HelloTalk & italki)

言語学習アプリのHello Talk http://www.hellotalk.com/#jpを使っています。

(実は第三外国語学習用に使っています。。。)


このアプリのいいところは言語交換マッチを探せることと、チャットでの添削・翻訳用機能が充実していることろ。


登録方法などは、オフィシャルサイトを参照ください。


登録がが済んだら
①検索機能から言語がマッチした人をさがす。
②最初にテキストを送ってチャットに誘います。
③テキストメッセージを何回か交換して、言語交換を続けられそうな相手だったら、「言語友達」リクエストを送ります。(友達に登録しても、しなくても言語交換は続けられますけど。)
④「間違ったら直してください」と伝えて、会話を続けます。
音声チャットや写真を送り合ったりもできます。


たまに、友達申請をいきなり送信してくるユーザーがいますが私は無視しています。
個人的な感覚かもしれませんが、「なぜ全く知らないあなたを友達登録しなければならない???」と感じてしまいます。


最初に挨拶のテキストメッセージを送るときは、送った相手全員から返事が来るわけではないので、複数のメンバーにメッセージを送ります。返事が来たらラッキーみたいな感覚ですね。


また、テキストは学習言語と相手の母国語をミックスした文章にしています。
単に「こんにちは」だけのスパムのようなメッセージは印象が薄いので、ある程度オリジナリティーのあるテキストで挨拶します。自分の情報とちょっとだけ入れるとか、相手に日本語を勉強している理由を聞くとか。



※言語交換に共通する問題なのですが、
簡単に始められる分、言語学習にコミットし続けるパートナーを探すのは結構難しいです。
特に、日本語のようなマイナーな言語は初心者が多く、会話を続けられるだけの能力を持った人は決して多くありません。
「ちょっとだけ日本語に興味がある」程度の人も登録していると思います。そういうひとは自分で積極的にインプットの学習している人は少ないと思いますし、遅かれ早かれ日本語学習をやめると思います。


したがって、
相手が日本語を使うのに苦痛と感じる(インプット学習をしていない)→会話が進まない→自然消滅 パターンはけっこうあると思います。


できれば、「日本語を専攻している・していた、日常的に日本に関わる生活をしている、なぜか熱烈に日本大好き」なパートナーと言語を教え合うのが理想なのですが。。。
現実のところ難しいですね。語学学習の理由はさまざまですし、日本人だっていろいろな理由で英語を勉強していますからね。。。



私個人のやり方:
言語での情報が乏しい分、写真や音声などのビジュアルに訴えて会話を盛り上げる
(または、ボイスメッセージを送る。)
例えば、ブログ的な要領で、日本の料理を作ったら写真を送信&簡単な解説をテキストで送る。
また、地元の風景写真を送信して簡単な紹介をする。
相手は日本語を勉強しているので、言語交換でしか得られない地元民からの生きたライフスタイル情報には興味を持ってくれます。そうすると、相手も国内旅行の写真や日常的な関心ごとの情報をビジュアルで伝えてくれたりします。


学習言語の興味というよりは、個人として興味をひきつけ、文化交流のツールとして言語交換するというやり方にしています。言語学習のためだけに、言語交換はしません。


お互いを自動翻訳機のように利用していると。。。飽きます。または、飽きられる。(言語学に関心がある学生さんや外国語学習マニアの方を除いて。)


つづいて

言語学習サイトitalki http://www.italki.com/

有料のオンライン語学教師の授業が受けられるサイトですが、無料のサービスもあります。
Q&Aセクションは、専門的な質問でなければ、大抵ネイティブスピーカーが答えてくれます
(この単語の意味は?この表現は正しい?のような質問)
ただし、語学の専門家ではないので、必ずしも明確な答えや正確な回答が得られるわけではないので
基本的な質問にとどめています。


ディスカッションのセクションではアウトプットの練習ができます。添削をしてもらえるわけではありませんが、英語に接するチャンスを増やすという意味では良いと思います。ネイティブや同じ学習者からの投稿もあるので新しい表現を見つけたりできます。


また、このサイトでは学習言語で日記も書けるので、添削してもらえる可能性は大いにあります。相互添削サイトのLang-8(http://lang-8.com/)よりは機能的に不便ですが、自分が他のメンバーを添削しなくでも、添削してもらえる機会が多いですね。


言語交換相手を探せる機能もあるので、このサイトにメンバー登録していると、リスエストを受信するときもあります。メッセージやプロフィールを見て、パートナーになれそうな相手だったら返信をすることもあります。ほかのサイトと同様、違った目的でコンタクトを取る輩もいるので、その場合は、即ブロックしてサイト管理者へ通報します。


他のメンバーの批判を見る限りでは、このサイトでは言語交換の成功率は少なさそうです。1、2度話して音信不通とか。一切返事がないなど、まあ、よくあることですけど。サイト管理者も言語交換に注力はしていないようですので(有料の語学クラスの授業料からマージンを取りたい)改善の期待はしていません。



以上まとめると、
ポイントとしては


①言語交換パートナーがすぐに見つかり、長く続くと期待しない。
(続けばラッキー!)
無料で言語学習の機会を増やしたければ、パートナーを(複数)探し続ける。
少ないやりとりの間でも新しく学習できることを見つける。


②定期的にやり取りするパートナーがみつかったら、個人として興味を持って言語交換する。
テストのためだけや翻訳だけに相手を利用しない。


③言語交換は基本的にアウトプットの練習。日常的にインプット学習をしてなければ上達することはない。言語交換だけの効果に大きな期待を持ちすぎない。



以上、私見でした。